三法印
三法印(さんぽういん)
仏教の基本的な教えをまとめたもの。
「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」をさす。
●諸行無常
世の中の全ての人や物は常に同じ状態のままではない。
生老病死を始め、生活環境は常に変化し、同じ状態ではない。
変化の実相を認識し、環境の変化に一喜一憂しない、自在な境地を説かれた。
●諸法無我
世の中の全ての人や物は自分一人丈の孤立した存在は無い。
生かし、生かされている生命の調和。
●涅槃寂静
煩悩から解脱し、真理を体得した境地を指す。
以上三法を心得れば、人と人が感謝の心で生かし合い、和の心をもって生きることが、真理に添った生き方だと理解できる。
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