お墓参りの意義
「墓離れ」「墓じまい」という言葉が浸透したように、昨今お墓参りへ出向く人は年々減少し、古より続くお墓参りという大切なバトンリレーは現代至る地域でストップしたままです。
お墓参りに疑問符を投げかける人もいますが、それはおかしくないでしょうか?
今の自分が存命しているのは、ご先祖様の存在があったからなのに、現代人は自分の力で生きていると勘違いして先祖霊への感謝の欠片もありません。
今日も生きていられるのはご先祖様たちのおかげなのに。
ご先祖様への感謝を怠る人など絶対に幸せにはなれません。
お盆でもお彼岸でも命日でもいいので年に数回はお墓へ赴くこと。
お墓参りはお盆やお彼岸に行くのがルールみたいになっていますが、そんな規定に囚われることはありません。
行きたいときや行けるとき、自分のタイミングで訪問すればよいのです。
そこでは多くの花束や高価な供え物、沢山の線香は不要。
極端な話、「感謝の念」を持ち、厚い想いを伝えればそれでお墓参りは完了です。
形ではなく想いが大切なのです。
お墓参りは天からの御加護を頂き、幸福に豊かに生きていくための大事な道理。
ご先祖様たちと縁遠かった日々を過ごしてきた人は、明日にでもお墓へ行って感謝の念を送りましょう。
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