死後にまつわること3
【明け透け】
死後赴く幽界では、心の中(本音)が周囲の魂たちに全部知られるようになっています。
仮面を被って心の内を隠すことも、これまでの悪行を隠すこともできません。
人間時代のような嘘・偽善・建前は一切通用しないのです。
外被が無くなり霊魂はむき出し。本人の性質(人格)が明け透けとなります。
どんなに美辞麗句を並べても、どんなにレッテルで着飾っても、どんなに善人面をしても、あちらの世界では本心が丸見え。
肉体が消滅して初めて実体が明白となります。
その人が何を考えて、何を思い暮らしてきたか、それがみな明け透けになり一切が見透かされるようになっています。
【健康体】
生前、身体の部位が不足していた者・常に身体のあちこちに痛みを抱えていた者・大きな持病を持っていた者は、あちらへ行くとそれら一切が完治しており普通の健康体を手にすることができます。
また、自身がなりたい顔やスタイル、年齢になることも可能です。
老いた姿で現世を去っても、あちらでは20歳のピチピチで若々しい容姿になれるのです。
けれどそれも幽界まで。次元が上がり霊界へ移動すれば、ビジュアルへの興味は失せ白い発光体だけの存在となります。それが本来の私たちの真の姿なのです。
【無数の階層】
あちらでも「波長の法則(類は友を呼ぶ)」が引き続き稼働しています。
ですから幽界で共生する魂たちは皆同類なのです。
優しい者の周りには優しい者たちが自然と引き寄せられ、意地悪な者の周りには意地悪な者たちが寄ってきます。
ただ、善と悪の二極だけではありません。
善の中にも、凄く優しい人や中くらいの人、気まぐれで優しさを出す人など善にも多種多様。
よって、幽界内の善人の世界も悪人の世界もそれ以外の世界も、十人十色で無数の世界(階層)が存在します。
【自殺後】
自殺をしても肉体が無くなるだけで、魂は引き続き生きており意識も思考力も働いています。
すると死を渇望する自殺者は生存したと思い込み、何回も何回も自殺行為を繰り返します。
例えば橋の欄干から飛び降り自殺をした者は、落下後に再び欄干へ戻り飛び降ります。でも死して死んでいないので幾度も自殺前後の行動を実行するのです。
長い猛省・後悔・苦痛の後、幽界~霊界へ行き輪廻転生しますが、自殺という前科があるので以前逃げた試練+別種の試練が追加され、更に厳酷苛烈な生涯を送ることになります。
今生で突破すべき試練を10のうち9クリアしていても、そこで自殺をすれば全てリセットされ、来世で再び1から同じような試練が襲ってきます。
こんなに勿体なくて面倒くさい悲劇に見舞われないためにも、自殺だけは絶対に避けて寿命を全うしましょう。
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