スピリチュアルな「ことわざ」
ことわざの中にはスピリチュアルな真実である霊的真理をついたものが幾つかあります。
ことわざは教訓であり、正しき人の道を示す先人からの教理なのです。
【身から出た錆】
⇒『自分でした悪い言動が原因で苦しんだりひどい目にあったりすること』
スピリチュアルでいう”カルマの法則”。四字熟語では”因果応報”。
悪しき言動や思いは全てブーメランのように自分自身へ絶対返ってきます。
これは逆もまた然り。善行をすれば幸福が必ず訪れるのです。
【損して得取れ】
⇒『一時的に損を覚悟し長い目でみて後の得を取ること』
欲得を抑えて現状に満足し足るを知っていれば、後々大きなリターンが必ずきます。
人生は目先の欲にとらわれず、長い目で見てパワーバランスを調整していれば、思いもよらない幸福を掴めるもの。
【類は友を呼ぶ】
⇒『同じような性質や趣味を持った人や物は自然と集まること』
この現象をスピリチュアルでは”波長の法則”と呼びます。
自分の周囲にいる人間は映し鏡であり自分自身。
同じレベルだからこそ自然と引き寄せ合い同じ時を過ごすのです。
その鏡をジーッと観察しましょう。今の自分の波長の高低がきっと手に取るように分かるはずです。
【果報は寝て待て】
⇒『自分に出来ることを全身全霊でやれば後は待機。結果は神が後で必ず届けてくれる』
最善の努力を尽くせば良い結果は絶対にやってきます。
霊的真理は自然の摂理であり神そのもの。公明正大で見落としも劣化も故障もありません。
努力した者には神からちゃんとプレゼント(果報)が与えられます。
【悪銭身に付かず】
⇒『悪事や賭け事で得た所得は蓄財されることなくすぐ失うこと』
汗水垂らして得た金銭ならば大事に使い長く残るものですが、不労所得はあぶくのように一瞬で消えてなくなるものです。
簡単に得たお金だから簡単に使ってしまう。それが人の心理であり、真理でもあるのです。
【禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)】
⇒『幸福と不幸はより合わせた縄のように交互にやってくるということ。苦しいことばかりは続かないし、楽しいことばかりも続かない』
これもカルマの法則のように自然の摂理で誰しもこのような人生を歩みます。
スピリチュアルでは”正負の法則”と呼びます。
どんな善人でも悪人でも、その一生は幸と不幸が互い違いに入り混じるもの。
ただしそれは今生で完結するとは限りません。
魂の旅路は輪廻転生を繰り返し延々と続くもの。その道中で帳尻が合うこともあるのです。
因みに四字熟語で表現するときには「禍福糾纆(かふくきゅうぼく)」となります。
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