シルバーバーチQ&A 4
●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ
たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前
に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。
⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。
【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します。
●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時
に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。
Q「霊媒現象およびスピリチュアリズム全体の普及のために、われわれは何をすべきかについて助言をいただけませんか?」
A『スピリチュアリズムのあらゆる側面において、常に新しい要素が生まれ出ています。
霊媒現象でも物理的なものが次第に影をひそめ、病気治療と霊的知識の分野で高次元の側面が徐々に出始めています。
進化のサイクルが変わったということです。
どうすべきかとお尋ねですが、鼓舞されるままに進めばよろしい。
あらかじめ用意されたものというものは何もありません。
現在のあなたも、何かに鼓舞されてここまで来たのです。
それと同じ力に任せればよろしい。
その力は、これまで一度もあなたを見捨てたことはありませんでした。
地上のいかなるものよりも大切な霊的知識を手にするよう、今日まで導いてくれたのです。
ひたすら前進することです。
ベストを尽くすことです。
その力が導き支えてくれます』
Q「あなたの教えは、一般の人々を対象にしておられるのでしょうか?
もしそうであれば、初期のキリスト教が説いたような単純なもの、たとえば、贖いの教義を説いたほうがよろしいのではないでしょうか?
高級霊による霊界通信よりも、そのほうが現代人には役に立つのではないでしょうか?」
A『ご質問の根底にあるものは間違っていると、あえて申しあげます。
私の教えが大衆を意図したものであることは認めます。
また、大衆が理解し、吸収し、ありがたく思うような真理は単純なものであり、その単純なものこそが、大衆が宗教に求めているものを提供するというのが私の考えです。
教訓の真髄は単純そのもの、すなわち、真実であるということに尽きます。
他の条件はどうでもよろしい。
その点、ひきあいに出された教え(キリスト教)が支持を失ってしまったのは、その教義が真実でないからです。
そのなかの一つである贖罪説を例に出されましたが、罪を贖うのはあくまでも自分自身であって、他のだれにも贖うことはできません。
あなたの人生の責任は、あなたが背負うのです。
あなたが犯した罪を赦してくれる者はいません。
原因と結果の法則を阻止したり変更したりすることのできる者はいません。
寸分たがわぬ正確さをもって働きます』
Q「聖書(バイブル)には、真実が語られているのでしょうか?」
A『聖書は、霊的真理と人間的夾雑物の混ぜものです』
Q「教会やチャペル、シナゴークなどは存在価値があると思われますか?」
A『あるものもあれば、ないものもあります。
そういう場所にいる者が、無意識のうちにせよ霊の影響を受け、インスピレーションを受けるようであれば、光明と知識と英知と真理を広めるための道具となりますから、大いに役立つでしょう。
インスピレーションもなく、古い形式や儀式、朽ち果てた教義の繰り返しで、神学の一字一句にこだわった説教しかできないようでは、何の役にも立ちません。
いずれにしても、一概にはどちらとも言えません。
だめ呼ばわりするところばかりでもありませんし、絶賛したくなるようなところばかりでもありません。
それぞれに長所と短所があり、本来のサービスをしているところもあれば、していないところもあります』
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