仏陀の言葉
●君が聞かれもしないに自分についてしゃべるとき
自分がどれだけがんばったかということや、自分が成し遂げたことや、
自分が有名人と知り合いであることや、
自分の立派そうな職業について質問されてもないのにしゃべる人。
君がそんな生意気な人になるのなら、
優れた人々から君は、「浅ましい」と敬遠されるだろう。
●君が思い上がりの罠にかからないなら
君の心がくつろいで静かに安定しているのなら、「君はこれをしてあげた」「私はこれほどの人間だ」などと、自分の業績を誇ったりはしないはず。
君がものごとに成功したのちにも、思い上がりの罠にかからないなら、
優れた人々から君は、「心がきれい」と慕われるだろう。
●愚か者が何かを成し遂げると
何がしかのことを成し遂げると、愚か者はすぐに、「ねぇ、私は、こんなことをしたんだよ」と言い、
「尊敬されたい」
「他人をペコペコさせたい」
「チヤホヤしてもらいたい」
と、物欲しさと浅ましさをむき出しにする。
「みんなに私のしたことをわかってほしい」
「みんなに私の言うとおりにしてほしい」
こんな幼稚な物欲しさにまみれつつ、
愚か者の欲望と傲慢さは
ぶくぶくと肥え太ってゆくだろう。
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