シルバーバーチQ&A 8
●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前 に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。
⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。
【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します。
●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時 に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。
Q「死ねばおしまいと思って他界していった者は、どうなるのでしょう?」
A『自然法則によって死のうにも死ねないのですから、覚醒してから現実に直面せざるを得ません。霊的事実に得心がいくのにどれほどの時間がかかるかは、霊的進化の程度、霊性がどの程度発達しているか、新しい環境にどう適応していくかによって決まります。
霊的事実に得心がいくのは、霊的理解力が目覚めたときです。
あらかじめ霊的知識があれば、得心はよほど早いでしょう。
ですから、私たちは無知と誤解と迷信、人工の教義や間違った神学と闘わねばならないのです。
こうしたものは、どれ一つとして死後の目覚めに役立ちません。
そうした夾雑物をすっかり払い落とすまでは、魂は長い長い休息のなかで自己改造を強いられるのです』
Q「戦争、痛み、精神的ならびに肉体的苦しみ、病気、悲しみ、愛、憎しみ、喜び、幸せといった地上的体験は、人類の発達と進歩にとって欠かせない神の計画の一部なのでしょうか?」
A『神の計画という見方は間違いです。
戦争は大霊が起こすのではありません。病気は大霊が与えるのではありません。
そうしたものは、物質界の人間が自由意志の使用を過ったために引き起こされるのです。
もちろん、学ぶべき教訓はあるでしょう。
が、それは人間同士で身の毛もよだつ残虐行為をしなくても学べるはずです。
人間同士で勝手にやっていることを、大霊のせいにしてはなりません』
Q「地球上の自然災害は、神の計画の範囲内で起きているのでしょうか?」
A『そう言ってよいでしょう。
因果律という動かし難い難しい法則によって支配されているという意味で、神の配剤からはみ出ることはあり得ないからです。
絶対的支配力をもつその因果律が、人間に制約を加えるということです。
少し乱暴なたとえですが、人間の科学がいくら発達しても、物的宇宙を完全に破壊するほどの爆薬を開発することはできません。
そこに限界があります。
一夜にして地球が崩壊されることはありません。
大霊は、その無限の愛と英知によって宇宙間のあらゆる次元の存在(極大のものから極小のもの、複雑なものから単純なものに至るまでの全存在)に配慮した自然法則を用意しておられます。
その自然法則は、進化という目的にそって機能するのであって、変革によって機能するのではありません。
となれば、当然、その法則によって人間の力は制約を受けます。
どうしようもないこともある、ということです。
自由意志はあります。
しかし、ある一定限度内でのことです』
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