守護霊はSPではない

守護霊はSPのように、人間に降りかかる全ての災いから、身を挺して守ってくれるわけではありません。


時折り護衛してくれることもありますが、それは稀なこと。守護霊の基本スタイルはただ見守る。


その人間の進む先に地雷が埋まっていても、それを教えることはしません。


その人間を襲う人物が歩む方向に潜んでいても、それも教えはしません。


その人間が仕事で大失敗をすると知っていても、事前に告げることなどしません。


その人間が明日、車で人身事故を起こすと分かっていても、車を運転するなとは言いません。


どんなことが起こっても、全ては原因と結果。その人の過去の行いが、失敗や事故といった災難として顕在化しただけ…。その結果を守護霊が捻じ曲げることはしません。


拒絶も逃避もせず、結果を真摯に受け止め、前向きに前進しようと決心したとき、その困難を乗り越えるアイテムやヒントを守護霊たちは届けてくれるのです。


霊的存在を疑う者、守護霊や神様に依存する者、結果を受理できない者、結果を受理しても不服を申し立て反省しない者。

⇒これらのような人間は、守護霊のメッセージも愛の手も受け取ることはできません。

守護霊との間に、自ら強固な壁を作ってしまったのですから、守護霊たちとの意思疎通が不可能になってしまうのです…。


守護霊はSPでも魔法使いでも下僕でも神様でもありません。


人間のお願いは叶えませんし、転ばないように杖を渡すこともしません。


人間自身が自らの力で、難関を突破しなければいけないのです。だから守護霊はちょっとお手伝いをするだけ。


成長するか衰退するか、幸福になるか不幸になるか、それは自由意志の名の下に、人間の判断に委ねられているのです。


信仰は自分自身が教祖様

スピリチュアリズム(霊的真理)普及ブログ。 【シルバーバーチ・江原啓之・美輪明宏・一人一宗教・霊魂・守護霊・死後の世界・宗教・神道・仏教・生死・因果律・波長・占術etc.】ブログ主=内垣潤哉・(公益財団法人)日本心霊科学協会 正会員