波瀾万丈は幸福の証
人間は魂を磨き少しでも神に接近するため、この地上に誕生しました。
そのためには喜怒哀楽様々な経験をしなくてはいけません。
魂磨きには楽しいことも嬉しいことも必要。
ですが、それよりもっと大切なことは、苦難や難題、辛い経験、痛い経験など、普通なら避けて通過したい事柄こそ、魂を成長させるにはもってこいなのです。
ですから、負の出来事を歓迎しなくてはいけません。
試練の多い波瀾万丈な人生を送るということは、神になるための道を外れていないということ。
高級霊から愛されているのです。「可愛い子には旅をさせよ」のことわざ如く、愛されているからこそ、神や守護霊たちが子供である人間をあえて悪路へ向かわせるのです。
何度も転ばさせケガをさせて、痛み苦しみを経験させます。
そして多くの負を味わった人間ほど魂が磨かれ、幸福しか知らない人間よりも遥かにレベルアップしていくのです。
物的尺度でみると、苦難に遭遇せず、楽しいだけの一生を送るほうが安楽でハッピーかもしれません。
しかし、それは真の幸福ではないのです。
その人は神から見放され、魂が同じ階層で停止したままの落第生。魂の視点からみると不憫な人です。
今生では楽な人生かもしれませんが、来世は波瀾万丈な一生が待っていることでしょう。
両極端を経験してこそ魂は磨かれるのです。
因みに、波瀾万丈な生涯を送る人には二通りあります。
一つは前述したように、神や守護霊から溺愛され、魂成長のため自ら波瀾万丈を選択する人。
そしてもう一つのパターンは、自ら蒔いた悪い種(悪行)を刈り取っている人(悪果)。
要は因果応報で不幸になって、辛い人生を送っている人です。
波瀾万丈を望むなら、前者のほうが確実に幸福です。
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