故人のために
家族が亡くなったとき、それを認めたくなくて、寂しさから故人の部屋を生前のままにしておく家庭がよくあります。
しかし、それは故人のためになりません。
一日も早くあの世へ旅立てるよう、未練のもとをなくしてあげましょう。
故人の霊にとっては、この世への未練を絶ち、一日も早く浄化してあの世へ旅立てるほうが幸せなのです。
生前のままの部屋がこの世にあると、後ろ髪を引かれ去りがたくなってしまいます。
「片づけるのは寂しい」というのは現世側の思い。エゴです。
故人を愛し幸福を願うなら、勇気を出して片づけること。物を処分しても思い出や絆は消えません。
あの世へ行ったときに再び会えるのです。ですから物への執着は消し去りましょう。
また、ペットが亡くなった際も悲しみが癒えないのなら、リードやケージなどペットの物も処分なり譲渡なりして家から無くしたほうが賢明です。これは飼い主のため。
動物は人間のようにこの世へ未練・執着は残しませんが、飼い主がペットの物を見ていつまでもブルーになっていれば、あの世にいるペットが気掛かりで浄化の道を歩めません。
それに飼い主自身も前を向けず現世での修業が滞ります。
ですのでペットの物も処分。
それでも前進できないのなら、新しいペットを飼うことも良策です。
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