九字切り
九字切りとは、主に修験道や密教や陰陽師が、封印や魔除けに使っていた呪文のようなものです。
現代でも神道の人間や霊能者が、邪気悪霊退散の際に用いています。
素人でも文言を覚え、声に出して念を込めれば効果は確実に出ます。
例えば自宅で心霊現象が起きる場合、九字を切ることによって、霊の歩く道を封じることができるので徐霊ができます。
ラップ音がした場所や昼間なのに薄暗く嫌な気を感じる場所など、霊の気配を感じた所を重点的に行うのが賢明。
もしどこかハッキリと分からないときは、部屋全体を歩きながら、部屋の四隅に向けて九字を切っていくと良いでしょう。
また、憑依を受けたときや、出先の嫌な気を感じる場所等で行うのもベストです。
【九字切りのやり方】
右手で手刀をつくる。(人差し指と中指だけ立てる)
左手は刀を納める鞘。(軽く握る。その際に手刀が入るくらいスペースを開けておく)
『臨(りん)兵(ぴょう)闘(とう)者(しゃ)皆(かい)陳(ちん)烈(れつ)在(ざい)前(ぜん)』と唱えながら、下記画像の線のように、宙で九字を切る。
霊現象が鎮まったと感じたときは、九字切り解除の真言『オンキリキリ ハラハラフタラン パソツ ソワカ』と唱える。
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