霊の書

アランカーデックの霊の書。
フランスの科学者カーデックが友人の娘を霊媒として受信した霊示。
1856年の出版以来その発行部数は数知れない。
シルバーバーチの霊訓等と並び称される世界三大霊訓の一つ。
ここでは、霊の書(上)より貴重な霊的真理をいくつか記す。

Q「霊は何と定義したらよろしいですか?」


A『霊とは被造物の中の知的存在である。これは物質世界の種ではなく、宇宙的存在物である』


Q「霊と神とは別物ですか。それとも、神の部分、つまり神の子とも言うべきものですか」


A『霊とは神の製作物である、丁度、機械が技師の製作物であるように。即ち、機械は人間の製作物であって、人間そのものではない。しかしお分かりの通り、人は美事な価値ある物を作れば、それを吾が子よと呼ぶ。神に対する吾等の関係はこれである。

この意味で吾等は神の子である、何となれば吾等は神の巧みの作物であるが故に』


Q「霊の創造は今もつづいていますか。それとも最初に行われてそれきりですか?」


A『今も行われている。神は未だかつて創造の手を止められたことがない』


Q「人間の目に見えない霊魂の世界というものがあるのですか?」


A『ある。霊の世界つまり物質を伴わない知性の世界が存在する』


Q「宇宙の見地からすると、霊の世界と物質の世界と、どちらが本源的なものですか?」


A『それは霊の世界である。それはすべてのものより先に在ったし、またすべてのものの後も存在するものである』


Q「霊の世界とは、この空間の中に存在するのですか?」


A『霊魂は何処にでもいる。この無限の空間には、無数の霊が住んでいる。諸君には感じられなくても、霊はいつも諸君の傍に居て、諸君を見守り影響を及ぼしている。

すなわち霊魂とは、大自然の力の一つであり、しかも神の経綸実現のための神の手足であるから。と申して、すべての霊魂がどこへでも行くわけではない。未発達の霊魂には入って行けない場というものがある』

信仰は自分自身が教祖様

スピリチュアリズム(霊的真理)普及ブログ。 【シルバーバーチ・江原啓之・美輪明宏・一人一宗教・霊魂・守護霊・死後の世界・宗教・神道・仏教・生死・因果律・波長・占術etc.】ブログ主=内垣潤哉・(公益財団法人)日本心霊科学協会 正会員