死後にまつわること5
【移動】
あの世での移動方法は実に簡単。
「目を閉じて行き先を思い描く」。
たったこれだけで瞬時に移動できるのです。ただこれは移動したというより、目の前の風景が自分の思いによって変化しただけと言えます。
【睡眠】
あの世では疲労というものを感じません。
ですから休息や睡眠は不要。けれど寝たいと思えば眠ることができます。
仮に精神的な疲労を感じた場合、目を閉じて精神をリラックスさせ、少しくつろいだ後、目を開けます。するとエネルギーが充電され疲労はなくなっています。
【時間】
あの世には時間の概念がありません。
一日も一ヶ月も一年も朝も夜も。
現世では必要な目印・決め事だったでしょう。しかしあちらの世界では、各々が好きなことをしてマイペースに過ごしています。
時間や日付に追われる作業も生活スタイルもありません。
ただし夜の環境で過ごしたければ、思い描くだけで辺りは暗闇に包まれます。
「こういう環境でなければダメ」というルールは一切ありません。
自分の好みの世界を想念で作り出せます。
【仕事】
あの世では現世のように労働をしてお金を稼ぐ必要はありません。が、やりたい仕事があれば自由に務めることができます。
例えば生前、大工で家を建てることに喜びを感じていた者は、人間時代と同じやり方で家を建設することができます。
他にも調理師だった者が料理を作って他者に振る舞いたいと思えば、食事を作ることだって可能。
仕事をすることが至福だと思っている者は、あの世に逝っても職につき、業務に徹することでこの上ない喜びや充実感を覚えます。
ただあの世は思いが具現化する世界なので、大工に依頼しなくても一瞬で家を創造することができますし、食べたい物も瞬時に召喚できます。
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