霊の書6
アランカーデックの霊の書。
フランスの科学者カーデックが友人の娘を霊媒として受信した霊示。
1856年の出版以来その発行部数は数知れない。
シルバーバーチの霊訓等と並び称される世界三大霊訓の一つ。
ここでは、霊の書(上)より貴重な霊的真理をいくつか記す。
Q「地上生活中に完成の域に達しなかった魂は、浄化を成し遂げることが出来ましょうか」
A『新たな人生の試練を受ければ、それは出来る』
Q「その新しい人生とは、どのようにして経験するのですか。それは魂が霊として変化をすることですか」
A『勿論、魂は浄化すれば変化する。だが、最も有効な変化は、魂が地上生活中の試練を体験することである』
Q「では、魂は何度も地上生活を繰返すのですか」
A『左様、吾等も繰返し地上生活を体験した。これを否定する者は、諸君等を、自分同様の無知にしておこうとする者である』
Q「魂は一つの肉体を去ると、また別の肉体に宿る、つまり魂は再生する、こう考えてよろしいですか」
A『全くそのとおりである』
Q「再生の目的は何ですか」
A『罪の償い、即ち、それによる人類の進化改善。この目的なくして、再生に正義はない』
Q「再生の回数に限度がありますか。それとも永久に再生を繰返すのですか」
A『新しく生まれ変わる度に、霊は一歩ずつ進歩する。こうして一切の汚れから脱却した時、もはや再生の必要はなくなる』
Q「再生の回数は、どの霊でも同じですか」
A『同じではない。進歩の早い霊は、余り多くの試練をうけずにすむ。しかしそれにも拘わらず、再生の回数は相当な数になる。何となれば、進歩の道程は無限に遠いから』
Q「最後の再生を終えた霊はどうなるのですか」
A『清浄霊となり、完全な至福の状態に入る』
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