シルバーバーチQ&A 19

●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前 に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。

⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。

【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します

●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時 に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。


Q「航空機事故は、犠牲者のカルマ的負債を償却するためにもくろまれるのでしょうか? もしそうだとすると、予言や虫の知らせがあるのはなぜでしょうか? それによって人生が百八十度変わってしまいます」


A『むずかしい問題です。まず「もくろまれる」という言い方は適当でありません。いかにも悲劇を引き起こすために、わざと事故を計画したことになるからです。

何事も原因と結果の法則によって生じています。そうした悲劇の犠牲者(あなた方にならってそう呼んでおきますが)には別の見方があることを忘れないでください。

死は地上の人間にとっては恐ろしいことのようですが、私たちにとっては喜ぶべきことなのです。赤ちゃんが地上へ誕生して行ったとき、こちらでは泣いて見送る者が大勢いるのです。そして、死んで肉体から解放された者を喜んで迎えているのです。

しっくり理解できないかもしれませんが、永遠の時の流れのなかでの宇宙の大機構において、宿命という要素が役割を演じています。定められたことと自由意志という二つの矛盾した要素が絡んだ、複雑なテーマです。両方とも事実です。

定められた運命のなかで、自由意志が許されているということです。このように説明するのが最もわかりやすいでしょう。

予知の問題ですが、これは三次元の脳の意識から離れて、たとえ一瞬にせよ、より高い次元の階層に入り、その次元での時間に接したときに体験するものです。

そもそも時間とは、永遠の現在なのです。あなた方が、過去とか未来と呼んでいるものを決定づけるのは、地上次元でのあなたと時間とのつながりです。

その三次元の物的束縛から離れて本来の時間と接したとき、人間にとって未来であるものが現時点で感得できるのです』


Q「人間の一人ひとりに守護霊がついているというのは本当でしょうか?」


A『受胎の瞬間から、ときにはそれ以前から、誕生してくる魂を守護する霊が付き添います。「神がそなたの管理を配下の天使に託し、諸事にわたりて配慮させ給う」という「祈祷書」の言葉は、文字どおり真実です。

その霊は、あなたが死の関門を通過してこちらへ来るまで、能力の限りを尽くして守護してくれます。その関係は、あなたがその事実を知っているほど行き届いたものになります。まったく知らずにいると、何かとやりにくいものです。

守護霊は一人ですが、それを補佐する指導霊が何人かいます。あなたの人生にどういうことが待ち受けているかは、守護霊にはわかっていますし、そのことに関して勝手な干渉は許されません。だれの守護霊になるかについて選り好みも許されません。私たちの世界は組織の行き届いた世界です』


Q「だれが任命するのでしょうか?」


A『親和力の法則です』


Q「災害から救われるケースと救われないケースとがありますが、守護霊との関係はどうなっているのでしょうか?」


A『すべては、その時点での環境条件によって支配されます。

だれにも守護霊がついているのは事実ですが、そのことに気づいている人はどれほどいるでしょうか?

もし気づいていなければ、無意識のうちに霊感でも働いていないかぎり、守護霊は地上界と感応することはできません。

このように、霊の働きかけというのは、地上界の人間が条件を整えることが大前提なのです。条件がそろうと、つまり人間側が霊界の波動と調和した道具になってくれると、守護霊や指導霊が物質界と感応し、物質に強く働きかけることができます。

奇跡的救出や保護や導きの話が数多く語られていますが、いずれもそうした条件が整ったときなのです。人間側が条件を整えないといけないのです。私たち霊にとって、人間は手のようなものです。手がなくては、地上界で何の仕事もできません』


信仰は自分自身が教祖様

スピリチュアリズム(霊的真理)普及ブログ。 【シルバーバーチ・江原啓之・美輪明宏・一人一宗教・霊魂・守護霊・死後の世界・宗教・神道・仏教・生死・因果律・波長・占術etc.】ブログ主=内垣潤哉・(公益財団法人)日本心霊科学協会 正会員