シルバーバーチQ&A 9
●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前 に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。
⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。
【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します。
●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時 に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。
Q「再生するときは前世と同じ国に生まれるのでしょうか?
たとえば、インディアンはインディアンに、イギリス人はイギリス人にという具合に」
A『そうとは限りません。
めざしている目的のために最も適当と思われる国や民族を選びます』
Q「男性か女性かの選択も同じですか?」
A『同じです。必ずしも前世と同じ性に生まれるとは限りません』
Q「死後、霊界で地上生活の償いをさせられますが、さらに地上に再生してからまた同じ罪の償いをさせられるというのは本当でしょうか?
神は同じ罪に対して二度も罰を与えるのでしょうか?」
A『償うとか罰するとかの問題ではなく、要は進化の問題です。
つまり、学ぶべき教訓が残されているということであり、魂の教育と向上という一連の鎖の欠けている部分を補うということです。
生まれかわるということは、必ずしも罪の償いのためとは限りません。
ギャップ、つまり、欠けているものを補う目的で再生する場合がよくあります。
もちろん、償いをする場合もあり、前世で学ぶべきだった教訓を改めて学びにくるという場合もあります。
償いのためとは限りません。
ましてや、二度も罰せられることはあり得ないことです。大霊の摂理を知れば、その完璧さに驚かされるはずです。決して不十分ということがないのです。完璧なのです。大霊そのものが完璧だからです。
Q「自分は、地上生活を何回経験しているということを明確に認識している霊がいますか?」
A『います。それが分かる段階まで成長すれば、自然にわかるようになります。必然的にそうなるのです。
光に耐えられるようになるまでは光を見ることはできません。
名前をいくつかあげても結構ですが、それでは証拠にならないでしょう。
何度もいってきましたように、再生の事実はこうして説くだけで十分なはずです。
私は、大霊の摂理について、自分がこれまでに理解したことを述べているのです。知ったとおりを述べているだけです。
私の言うことに納得がいかない人がいても、それは一向にかまいません。受け入れてもらえなくてもよいのです。
私と同じだけの年数の霊界生活を送れば、考えが変わるでしょう』
Q「再生問題は異論が多いからそれは避けて、死後の存続ということだけに関心の的をしぼるほうがいいという考えはいかがでしょう?」
A『闇のなかにいるよりは、光のなかにいるほうがよろしい。
無知のままでいるよりは、摂理を少しでも多く知ったほうがよろしい。
何もしないでじっとしているよりは、真面目に根気よく真理の探究に励むほうがよろしい。
向上をめざして奮闘するのがよいに決まっています。
死後存続の事実を知ることが真理探究の終着駅ではありません。そこから始まるのです。
自分が大霊の分霊であること、それゆえに死の関門を、何の苦もなく、何の変化もなく通過できるという事実を知ったら、それですべてがおしまいになるのではありません。
そこから、本当の意味での生きるということが始まるのです』
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