幼児霊
幼くして亡くなった子を不憫だと思ってはいけません。短命はイコール不幸ではないのです。
その魂が「今回は短命を選んで愛を学ぼう」など、それぞれに自分の寿命をも選んでこの世に生まれてきているため、亡くなった子供のほうは、きちんと自分の死を理解して受け入れているのです。
死んだ子は一切悲しんでいません。それよりも、残された家族のほうがいつまでも涙を流し悲しみ、後悔していることでしょう。
ですが、いつまでも哀れんでいては、子供は後ろ髪を引かれて進化の道を進めません。
幼児霊に限らず、真の供養とは、先に旅立った者たちに心配をかけない生き方をすること。
お墓や遺影に向かって必死に念仏を唱えても供養とはならないのです。
あの世へ先立った幼子の魂は、おおよそ二十歳ぐらいまでは成長します。
向こうにも幼稚園や学校があり、親類縁者だけではなく、生前子供が欲しくても持てなかった人たちなどがきちんと面倒を見てくれているのです。
そこで、こちら側の世界からの愛の念をも受け取り、育っていきます。
幼児霊もそうですし、この世に生まれて幼くして亡くなった子もそうですが、親よりも先に子供が亡くなっていた場合、親が死んだときには大体迎えに来てくれるもの。
あの世を案内してくれるのが、我が子なのです。
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