腹六分
人との“距離感“について考えたことはあるだろうか?
美輪明宏さんは自身の多くの書籍の中で【人とは腹六分】の付き合いが良いと仰っている。
八分では多すぎる。六分。 人との接触、近づきすぎは危険なのだ。
浅く付き合っていれば、相手の長所を見るだけで済む。
逆に、深い関係を築くと短所を見てしまうことになる。
人との関係を深めれば深めるほど、対人関係の感情的な争いに巻き込まれることは言うまでもない。
⇒批判、悪口、陰口、嫉妬、ひがみ、煩わしさ、厄介事、相談事、事件もまた、人数分だけ増える。 つかず離れずの距離感、即ち腹六分が最もベスト。
これは知人や友人に限らず親族も。近親者こそ、六分八分も追い越して疲れるほどに癒着した関係性である。
ベストセラーになった「家族という病」。この本は群集した家族の危険性を知らせる現代には必要不可欠の一冊だ。是非一読してほしい。
仲良しこよしは苦労の始まりであると私は思う。
美輪さんの考え方には感銘することばかりだ。
特に「正負の法則」などは学校の授業に取り入れるべき。
国語や数学などの今生を生き抜くために必要な学問と平行して、社会を知らない未成年には正負の法則をしっかりと教え込むべきである。
●一生を無事息災に生きる方法
※【ああ正負の法則】より引用
1、色情
2、飲食(酒、煙草、麻薬も含む)
3、金銭感覚、経済観念(賭事も含む)
4、約束事(時間、法規、法律も含む)
5、対人関係(血縁者も含め腹六分)
⇒以上を慎むならば、一生平和に無事過ごせます。 以上の事をどれでも守らなかった人が皆、新聞沙汰になり、人生の負け犬、敗残者となっています。 by美輪明宏
特に2のお酒などは病気の源になってメリットは一つもない。
ブッダの言葉に“アルコールを飲んではいけない6つの理由”がある。
1、お酒を飲む代金や飲食費がかさむ
2、自己抑制がぼんやりとして喧嘩しやすくなる
3、臓器にダメージを与えて病気の原因になる
4、「酒を自制できない人」と信用を落とす
5、性欲に駆られて浮気や不倫をしやすくなる
6、脳神経のつながりが狂い、知力が衰える
悟りを開いた方の見解はやはり凄い。酒で人生をも狂わす人がいる昨今、このアルコール摂取のデメリット6項目は広く浸透すべきである。
上記の6つを起こさないためにも、腹六分のお付き合いというのを心掛けたいものだ。
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