つつがない人生はありえない
一切の苦しみも悲しみも訪れない平穏な人生など1億%ありえません。
人間は幸福と困難の両極端を経験してこそ魂が磨かれて成長するのです。
過酷な試練が多ければ多いほど、神に愛されている証であり、神になるための道を外れていないということ。
⇒スピリチュアリズムでは”波乱万丈”な人生こそ幸福であると説きます。
私たちは未知のものを恐れ、新規のものを遠ざけます。
そして、つつがない人生を望み、現状を保とうとして、ニューワールドへの参入を拒みます。
しかし、それでは魂は同じ階層に停止したままで一向に上昇しません。
仮にそれで人生を終えても留年者となって再び地上へ戻ってくるだけ。
課題を終わらせなければ幾度も”輪廻転生”を続けるしかありません。
Aの道が綺麗に舗装され、獣が出没しない安全地帯だと分かっていてもそっちへ前進することはなく、あえてBのデンジャラスな未舗装道路を裸一貫で突き進むぐらいの実行力が魂成長には大切なのです。
それでこそ霊格が向上して真の幸福に包まれます。
どれだけ善因を積んでいても、つつがない人生にはなりません。
良いことをしてそれだけ魂がレベルアップしていれば、それ相当の辛い課題がやってきます。
でも、それが人間界での常。
繰り返しますが、いくらつつがない人生を切望してもそれは叶いません。
私たちは苦しい経験をするために生まれてきたようなもの。
日々、死ぬまで幸福。なんていう生涯は送れません。
日々、死ぬまで不幸。これこそ神の子である所以なのです。
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