大悪党は人間一回生
慈悲深い人は生まれ変わった回数が多い魂です。
何千何億と人間生活を経験しているので、人の気持ちがよく理解できますし、誰に対しても優しく接し真の愛を注ぐことができます。
「この人は仏のような人だ」と、言われる人物が稀に存在しますが、それもそのはず。
幾度も幾度も人間を経験し、酸いも甘いも堪能した高純度の魂なので、優しくて仏だと表現されるのは妥当なことでしょう。
仏に等しい人といえば「マザー・テレサ」。
最後の最後まで大我の精神で他者へ尽くした仏様のような方でした。
あの方の魂はおそらく人間界にはいないでしょう。
霊界を通り越して神界へ到達し、高級霊団の一員となって私たち人間をサポートしているかもしれません。
もしくは、偉業を成し遂げ、多くの人に頼られ、愛され、親しまれている偉大な聖人君子の守護霊となっている可能性も考えられます。
では、掲題について。
平気で人を傷つけ、困らせ、陥れ、罪悪感を微塵も感じないような、いわばサイコパスは、前世は動物で、初めての人間生活を今生からスタートさせた可能性が考えられます。
こういった魂は人と交わったことがないので、相手の気持ちが理解できません。
よって、迷いなく犯罪に手を染め悪行三昧ライフを送れるのです。
ただし、一回生全員が悪の道へ入るわけではありません。
何百回と人間を繰り返しても、向上する気も反省する気もない程度の低い魂はごまんと存在します。
一回生=大悪党とは一概には言えません。十回生でも五十回生でも救いようのない邪悪人間はいるもの。
でも、輪廻転生を繰り返して人霊経験豊富なほど、魂が成長して人格(霊格)が向上し、ゆっくりではあるが利他主義となり優良人間になるものです。
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